生ごみを減らしたい。
そう思って、キエーロを使い始めました。
キエーロについて調べていると、「生ごみを土の中の微生物が分解してくれる」という説明をよく見かけます。
でも、実際に使ってみて感じたのは、それ以上の便利さでした。
キエーロに入れられるものは野菜くずだけではありません。
水分の多いもの、汁物、肉や魚、腐ってしまったもの、カビてしまった食品まで入れられる。
「これ、どうやって捨てよう?」と思うような生ごみが出たときに、キエーロがあると本当にラクなのです。
単に「野菜くずを堆肥にするもの」ではなく、家庭で処理に困りがちな生ごみを土の中の微生物に任せられる、それがキエーロの本当のメリット。
今回は、私が実際に「キエーロを使っていて良かった!」と感じた10の場面をご紹介します。
毎日の排水口にたまるゴミ
料理や洗い物をすると、排水口には細かな食べかすがたまります。
以前なら、そのまま可燃ごみに。
でも、キエーロがあると、こうした細かな生ごみも土の中へ。
一度にたくさん出るわけではありませんが、こういうゴミは水分が多く、臭いの元になります。
これを可燃ごみの袋に入れて置いておく必要がなくなったのが、私にとっては、一番と言っていいほどのメリットです。
鍋にくっついたカレーの残り
カレーを作ったあとの鍋。
鍋底や側面に残ったカレーを、洗い流すのはちょっと大変です。
皆さんはどうしていますか?
私は、キエーロを使う前までは、布で鍋を拭いて、その布を可燃ごみに出していました。
それだけでも、鍋を洗うのは楽になるし、水もシンクも汚れなくてよかったのですが、
使った布を可燃ごみの袋に入れると、ゴミの量は増えるし、やっぱり少し臭います。
今は、鍋に貼りついたカレーは、スクレーパーでこすってキエーロに入れています。
水分や油分をたくさん含んでいるカレーは、排水溝に流すと詰まりの原因になりやすく、
排水も汚してしまいます。
でも、キエーロなら土の中に入れて、あとは微生物にお任せするだけでらくちんです。
味噌汁の残り
「汁物って、生ごみ処理には向かないのでは?」
そう思っていました。
でも、キエーロを使っていると、残ってしまった味噌汁など汁気の多いものも処理できます。
もちろん、毎回大量の液体をそのまま入れるという意味ではありません。
適度な水分と空気は分解に必須。
土の状態を見ながら、適量を土に混ぜ込んでいきます。
キエーロの便利さを実感するのは、こういう「液体だから困る」という生ごみが出たときです。
カビてしまったジャム
冷蔵庫の奥から、忘れていたジャムが出てきた。
開けてみたら、カビが……。
こんな経験はありませんか?
こうなると、食べるわけにはいきません。
「これ、どうしよう…」って思いますよね。
他にも、食べそびれてしまったおかずや、古くなってしまった調味料など。
そんな「もう食べられない食品」も、「ごめんなさい」と思いながらキエーロへ。
本当は、全部食べ切るのが理想ですが、たまには、こんなことが起こります。
そんな時、キエーロがあってよかったと思うのです。
野菜や果物が腐ってしまったとき
同じく、冷蔵庫で、野菜を無駄にしてしまうことがあります。
いただきものを食べきれずに悪くしてしまったり、保存しているうちに忘れたりしてしまった野菜や果物たち。
水が出たキュウリや、カビの生えたミカン、カラカラに干からびたごぼうなど…
そんなものを見つけたら、罪悪感を感じてしまいます。
と同時に、それを可燃ごみの袋に入れるかと思うと、気が重いものです。
重いし、臭いですから。
そんな野菜や果物たちも、キエーロに入れると、微生物たちが分解して土に還してくれます。

段ボールのすみでわるくなってしまったミカンもキエーロに入れました。
モツのゆで汁
肉や魚などのタンパク質を含むものは、家庭での生ごみ処理では扱いに困ることがあります。
特にモツをゆでたあとの汁。
皆さんはもつ鍋を家で作りますか?
我が家は家族が好きなのですが、キエーロが来る前は、モツの茹で汁の処理を考えると面倒で、あまり作ることはありませんでした。
そのまま流しに捨てると、ギトギトの脂まみれになって、たいへんなことになりますよね。
布などに吸わせたとしても、ゴミがとても重くなります。
ゆで汁ごと、キエーロへ。
ほんとうに助かります。
おかげで、我が家ではもつ鍋の出番がぐっと増えました。

右の鍋がモツの茹で汁、左が3日分ほどの生ごみです。
魚のアラ
魚を一尾さばいたときに出るアラ。
頭や骨、内臓などは、家庭ごみとして出すと、においや水分が気になります。
そんな魚のアラも、キエーロへ。
タンパク質や脂質を含むものも、土の中の微生物にとっては分解していく対象です。
魚を食べるたびに、「今日はゴミがたくさん出たな」と気にすることが減りました。
スイカの皮
夏になると、一気に増えるのがスイカの皮。
そのままゴミ袋に入れると、かなりの場所を取ります。
しかも水分たっぷりで、ゴミの袋は臭くて重くなる。
我が家はみんな、スイカが好きで、夏になると丸ごとのスイカを何回か買います。
これまでは、皮の内側の白いところをすりおろしてみたり、日にあてて乾かしてみたりして、ゴミを減らしていました。
今は、キエーロにお任せです。
ただ、私はスイカとメロンだけはフードプロセッサーでできるだけ小さくしてから、キエーロに入れています。
皮がとても固いので、大量に入れると分解に時間がかかるからです。
フードプロセッサーにかけると、ジュースみたいになるので、そのままキエーロに入れます。
そうすると、私のキエーロでは夏ならほんの数日できれいに分解されてしまいます。

フードプロセッサーにかけて細かくしたスイカの皮。
大量に出る生ごみほど、「キエーロがあって良かった!」と感じます。
鶏の骨
キエーロは、野菜くずだけを入れる生ごみ処理器ではありません。
鶏の骨のようなものも、時間はかかりますが、土の中で少しずつ変化していきます。
すぐに消えるわけではないものもあります。
いつかは消えていくので、気にならないならそのままにしていて大丈夫。
骨の周りの肉が分解され、カラカラになった骨だけ残るので、邪魔だと思ったら、これを拾ってゴミに出してください。
廃油
最後は、ちょっと意外なもの。
廃油です。
揚げ物などで使った油は、そのまま流しに捨てることはできません。
固めて捨てたり、布に吸わせたりして捨てる人が多いかもしれません。
キエーロでは、廃油も土と混ぜて処理することができます。
ただし、油は一度に大量に入れるのではなく、少量ずつ、土の状態を見ながら。
量が多いと、通気が悪くなって虫や臭いの原因になることがあります。
特に、気温の低い季節には、廃油を入れると微生物が活性化して温度が上がるので、分解促進のために時々入れています。
まとめ キエーロがあると、「捨てる」が少し変わる
キエーロを使うようになって、私の中で生ごみの見え方が変わりました。
野菜くずも、魚のアラも、腐ったきゅうりも、味噌汁の残りも。
これまでは全部、可燃袋に入れて出す「ゴミ」でした。
それが、今は「これはキエーロに入れられるかな?」と考えるようになりました。
家族も、よく「これはキエーロ、いける?」ときいてきます。
そして、たいていのものには「いける!」と答えることができます
ゴミを減らすというより、ゴミになる前に、土へ戻す道ができた。
それが、私がキエーロを使っていて一番良かったと思うことです。



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