前の記事で、生ごみをキエーロに入れるタイミングについて書きました。
キエーロには、生ごみが出るたびに毎日入れてもいいですし、2~3日分をためてからまとめて入れる方法もあります。
数日分をまとめるなら、気になるのが、
「生ごみを何に入れておけばいいの?」
ということ。
実は、この「一時保管する容器」は、キエーロを気持ちよく続けるために、意外と大事な道具です。
私がおすすめしたいのは「ホーロー」や「ステンレス」
生ごみを数日ためる容器として私がおすすめしたいのは、
- ホーロー製
- ステンレス製
などの、水分や生ごみに触れても腐食しにくい素材のものです。
そして、もう一つ大切なのが、
ふたがきちんと閉まること。
キエーロの使い方を紹介している自治体でも、生ごみを2~3日ためる際には「ふた付きの容器」や「密閉容器」がすすめられています。防臭のためにも、ふたがあることは大切です。
なぜ「腐食しにくい素材」がいいのでしょう?
生ごみは、水分をたくさん含んでいます。
さらに、数日置いておけば、生ごみの状態も少しずつ変化していきます。
容器の中に水分や生ごみが直接触れる状態が続くので、長く使うことを考えると、水分や酸に比較的強い素材のほうが扱いやすいのです。
その点、ホーローやステンレスは、キッチンで食品を扱う道具にも使われています。
洗いやすく、臭いも残りにくい。
生ごみの一時保管容器として、相性のいい素材だと思います。
ホーローのよいところ
ホーローは、金属の表面をガラス質で覆った素材です。
食品の保存容器や鍋などにも使われています。
私がホーローをおすすめしたい理由は、
「生ごみを入れるものだからこそ、普通の食品保存容器と同じような感覚で扱える」
ところです。
使ったあとは洗って清潔にできますし、見た目もいかにも「生ごみ入れ」という感じになりません。
キッチンに置くなら、こういうところも大切です。
「これ、生ごみを入れてるんですよ」
と言わなければ、普通の保存容器に見えるくらいのものでもいい。
家族が「生ごみをためるのは嫌」と感じている場合には、見た目や清潔感も意外と重要だと思います。
ステンレスも使いやすい
もう一つのおすすめがステンレスです。
ステンレス製の容器は丈夫で、錆びにくく、洗いやすいのが特徴です。
「キエーロ専用の容器を買わなければいけない」ということではありません。
家にあるステンレス製の保存容器などを利用してもいいでしょう。
大切なのは素材そのものより、
水分のある生ごみを入れられること、洗いやすいこと、そしてふたができること。
この条件です。
「密閉できるふた」が大切
容器選びでは、素材と同じくらい、ふたが重要です。
生ごみを数日置いておくなら、
臭いをできるだけ外に出さないこと。
そして、
虫が入り込まないこと。
この2つを考えると、ふたがしっかり閉まるものがおすすめです。
ただし、「完全密閉して発酵させる」のが目的ではありません。
あくまで、
キッチンで生ごみを一時的に保管するための容器
と考えたほうがいいでしょう。
容器の大きさは、家庭の生ごみの量で決める
大きすぎる容器を買う必要もありません。
2~3日分の生ごみが入れば十分です。
例えば、
- 1~2人暮らしなら小さめ
- 3~4人家族なら少し大きめ
- 生ごみが多い家庭なら容量の大きなもの
というように、家庭の量に合わせればいいでしょう。
大きすぎる容器にすると、生ごみを入れたまま長く置いてしまうことにもつながります。
「わが家の2~3日分がちょうど入るくらい」
を目安にすると使いやすいと思います。
生ごみは、水気を切らなくてもいい
キエーロの大きな特徴の一つが、生ごみの水分をそれほど気にしなくていいことです。
自治体のキエーロ案内でも、水切りをせず、そのままふた付き容器にためる方法が紹介されています。
キエーロに入れるときには、その水分も微生物の働きに利用されます。
ですから、保管容器に入れるときも、
「カラカラに水分を切らなければ」
と神経質になる必要はありません。
ただし、夏場は無理をしない
生ごみを数日ためる方法は便利ですが、季節によって条件は変わります。
気温が高い時期は、生ごみの変化も早くなります。
特に、
- 肉
- 魚
- 水分の多いもの
- 傷みやすいもの
などは、暑い時期に無理して何日もためる必要はありません。
「今日はもうキエーロに入れてしまおう」
でいいのです。
「ためるのが嫌」という家族がいるなら
前の記事でも書きまたが、ここはもう一度大切なこととして。
家族が、
「生ごみを何日も家に置いておくのは嫌」
と言うのであれば、無理に数日ためる必要はありません。
毎日キエーロに入れればいいのです。
それでも「少しだけまとめたい」という場合には、ふた付きの容器に入れて、キッチンの邪魔にならない場所に置いておく。
それだけでも十分です。
キエーロを使うために、家族に我慢してもらう必要はありません。
使う人が気持ちよく続けられることのほうが、ずっと大切です。
無理なく続けるために
最後に、私が生ごみの一時保管容器を選ぶなら、次の条件をチェックします。
□ ホーローまたはステンレスなど、腐食しにくい素材
□ ふたがきちんと閉まる
□ 洗いやすい
□ わが家の生ごみの量に合った大きさ
□ キッチンに置いても邪魔にならない
このくらいです。
家にあるものを使ってもいいし、自分の台所に合うものを選んでもいい。
そして、生ごみをためる日数も同じです。
毎日入れてもいい。
2~3日分をまとめてもいい。
わが家のように、容器や環境が合えば、夏でも数日ためることができる場合もあります。
「こうしなければいけない」という正解を一つに決めなくていい。
無理なことは続きません。
暮らしの中に無理なく取り入れていくことが、キエーロを使い続けるためのコツだと思います。



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